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臨床検査センターのオーダリングシステムに取り組んでます

現在、検査センターの営業最前線では価格競争のみで取引がほぼ決まってしまいます。

価格を競合先よりさらに潜ることを繰り替し、行き過ぎたダンピング競争は業界でお互いの首を絞め合う結果となりました。さらに「実勢価格の適正化」の名の下保険点数の改定が泣きっ面に蜂という悪循環が現状ではないでしょうか。
検査センターは価格競争に勝つためあらゆる企業努力を行い、勝ち抜いてきました。
しかし努力の反面、システムの裏側では人海戦術で業務がカバーされているのも実情です。

検査センターの依頼情報処理は20年前の流通・物流業に酷似しています。昔は、流通・物流業の依頼伝票は紙が基本でした。今は違います。コンビニでもハンディターミナルが普及し、様々な業種・業態でコンピュータ化は進んでいます。省力化と費用対効果はITの導入の大きな理由です。

弊社は検査センターにもメリットの高い物流・流通の視点を考慮した臨床検査用「オーダリングシステム」を提案してます。当システムは、医療機関側では検査の依頼はパソコンで行い、前回の検査のくり返し入力や過去歴の参照からの依頼、セットからの依頼などほぼ直感的な入力ができます。検査の検索について検査要覧は必要としません。画面より部位や文字検索を行います。また検査の依頼と同時に患者氏名や採血管種が表示された検体に貼るシールも印刷されます。依頼情報も検査センターへ自動的に伝達されます。

検査センター側の検体回収作業はハンディスキャナーを読込むだけで終了します。営業所に戻ってからの受付作業はほぼなくなります。検査結果についても画面から確認できます。グラフ表示や結果の印刷も可能です。

現在、外注検査の依頼や検査閲覧の自社システムについてどの検査センターでも詳細に公開している企業はほとんどありません。しかし、この先遠からずパソコンやタブレットを用いて検査を依頼・閲覧するのは誰もが疑うことが無いと思います。かつて紙を使用していた事もあったと言われる時代が来るでしょう。

弊社は検査センターのIT支援を通じシステムに強い検査センターの変革に取り組んでまいります。